「Ｗ杯アジア最終予選、日本２－１サウジアラビア」（１５日、埼玉スタジアム２００２）

　◆バヒド・ハリルホジッチ監督「まずは選手を祝福したい。いい試合をしてくれた。勝つに値する試合だった。サウジアラビアもいいチーム。我々にとって大きな勝利だ。サポーターの皆さんに感謝したい。みなさんの勝利でもある。このところ厳しい状況が続いていたが、我々の強い気持ちと勇気が大きな勝利を呼び込んだ。厳しい戦いが続くことは分かっている。Ｗ杯出場を全員で勝ち取りたい」

　◆ＭＦ清武弘嗣（先制のＰＫを決める）「キリンチャレンジ杯では逆に蹴っていたので、キーパー見ながら冷静に流し込めてよかったです。チーム一丸で戦えた。それがよかった。難しい試合だったんですけど、チームが攻守バランス良くできた。それが一番の収穫。まだまだ試合は続くので、また来年に向けて頑張っていきたい」

　◆ＦＷ大迫勇也（スタメンで勝利に貢献）「ホッとしています。やっぱ点取りたかったんですけど、なかなか取ることができなくて、その分、他のプレーでチームを助けようと思った。最低限のプレーをしただけなので、点取りたかったですね。若い僕らがもっともっとやらなきゃいけない。これからもっと個人の能力を上げて、もっと強い日本代表を作りたい。（この勝利で）やっと振り出しに戻った。まずは首位を取って、予選突破してＷ杯に行けるように頑張ります」

　◆ＦＷ原口元気（日本新記録となる最終予選４戦連続ゴール）「きょうは勝ち点３が必要だった。それが達成できてよかった。前半からチャンスがあってなかなか決めきれなかったんですけど、あの場面は落ち着いて、コースも見ることができてしっかり決めることができた。僕のゴールはおまけ。日本が勝つために仕事をしたいと思っていた。それができてよかった。これを継続していきたい。ポジティブに変わってくれたと思うので、自信を持って、日本のためにもっと頑張りたい」