ゴメスのバルサ加入は波乱の幕開け? 他選手の移籍、レアルとの力関係に影響も

 スペイン1部リーグ、バレンシア所属だったポルトガル代表MFアンドレ・ゴメスのバルセロナへの移籍が決まったことで、その余波に注目が集まっている。22日のスペイン紙エル・ムンド・デポルティボが報じている。

 まずはバルセロナ中盤に余剰人員が出ることで他選手の放出が考えられる点。同紙ではトルコ代表MFアルダ・トゥランらの放出はないとしているものの、一方でアーセナル(イングランド)が同選手獲得を狙っていると掲載。バルセロナは現在FW補強を進めており、資金確保のために売却に転じる可能性をほのめかしている。

 次にバルセロナが大物代理人のジョルジュ・メンデス氏が担当する選手と12年ぶりに契約をかわした点。同氏はポルトガル代表FWクリスティアノ・ロナウドやコロンビア代表MFハメス・ロドリゲス(ともにレアル・マドリード)、モウリーニョ監督(マンチェスター・ユナイテッド)らをマネージメントしており、近年ではレアル・マドリードとの結びつきが強い人物。アンドレ・ゴメスに対してはレアルも獲得に動いていた経緯もあり、今後のビジネス展開に影響が生じるとの見方がある。

 21日夜にバルセロナへの移籍が決まったアンドレ・ゴメスは、現在22歳のポルトガル代表MF。5年契約で移籍金3500万ユーロ(約40億9000万円)、さらに今後の活躍などによって2000万ユーロ(約23億4000万円)の上乗せが設定されている。

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