鹿島の19歳鈴木 U23アピールV弾

 「明治安田生命J1、G大阪0-1鹿島」(28日、吹田スタジアム)

 鹿島は敵地で昨季2位のG大阪に1-0で勝利した。後半27分に途中出場のFW鈴木優磨(19)が決勝点。リオデジャネイロ五輪出場を目指す若武者が、視察に訪れた手倉森誠U-23代表監督(48)の前で結果を残した。

 鹿島の“切り札”が期待通りの活躍を見せた。0-0の後半24分にピッチに投入されたFW鈴木が、わずか3分後にチャンスをつかむ。MFカイオからのクロスを頭で押し込みネットを揺らした。「当てるだけのボールだった。勝利できたことがうれしい」。19歳は誇らしげに語った。

 逆転でのリオ五輪出場を目指す。1月の最終予選では予備登録だったが、この日は視察に訪れた手倉森監督の目の前で躍動。鈴木自身は「誰が来るとかはまったく意識はしていない」と自然体だが、指揮官は「もってるね。迫力とパワーがあって、(得点を)取れそうな気がしていた」と称賛した。

 これでプレシーズンマッチのJ2讃岐、同水戸戦に続いて3戦連続での決勝弾。「満足はせず、改善できるところを見つけたい」と高みを見据えた。

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