手倉森監督「リオ100%行きたい」

 「サッカー・U-23アジア選手権、日本-北朝鮮」(12日、ドバイ)

 いよいよ五輪切符を懸けた戦いが幕を開ける。手倉森監督は4カ国の監督が出席した公式会見で「日本サッカーの未来を担うこの世代を鍛え上げる大会にしたい。リオ五輪に出られる可能性が何%か分からないが、100%行きたい気持ち」と強い決意を示した。

 前日は非公開の2部練習でセットプレーなどを確認。入念に北朝鮮対策を練ってきた。

 懸念されるのは主将のMF遠藤の起用だ。3日にインフルエンザを発症し、9日に復帰したばかり。手倉森監督は「今日一日見て判断したい。練習を再開したが、休んでいた日数を上回っていない」と慎重な姿勢を崩さない。ただ、直前の親善試合2試合を欠場しており、試合勘を取り戻させるため起用に踏み切る可能性もある。

 北朝鮮戦が行われる13日は07年に入籍した真澄夫人との結婚記念日となる。試合に集中するあまり「忘れていました」と照れ笑いを浮かべた指揮官。内助の功で自身を支え続けてくれた愛妻のためにも、勝ち点3を必ず手にする。

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