浦和痛い…柏木欠場か
サッカーの天皇杯全日本選手権は1日に、東京・味の素スタジアムで決勝が行われ、2連覇を狙うG大阪と、9大会ぶりの優勝を目指す浦和が顔を合わせる。浦和は31日、さいたま市内で調整し、準決勝で左膝を負傷した日本代表MF柏木陽介(28)は出場が厳しい見通し。
浦和はさいたま市内で約45分の軽めのメニューをこなした。これまで何度も大舞台で対戦してきた宿敵との一戦を前に、ペトロビッチ監督は「ナショナルダービーと呼んでもいい。日本を代表する両チームでできるのがうれしい」と気持ちを高ぶらせた。
準決勝で左膝を痛めた柏木は全体練習に参加せず、ウオーキングやジョギングのみを行った。出場は厳しい状況で「出たい気持ちはあるが、痛かったら無理はしない」と率直に言った。
司令塔が欠場すれば痛手となるが、攻撃では李が準々決勝と準決勝の全得点に絡んだ。絶好調のFWは「試合後に『僕の大会だった』と言いたい」と自信を漂わせた。