防戦一方のINACが日テレとドロー

 「なでしこリーグ・エキサイティングシリーズ、日テレ0-0INAC神戸」(8日、Shonan BWMスタジアム平塚)

 エキサイティングシリーズの上位リーグは3試合が行われ、優勝を決めていた日テレはINAC神戸と0-0で引き分け、勝ち点16とした。INACは同10で3位。仙台が浦和を2-1で下し、同12で2位に入った。4チームによる下位リーグはAS埼玉が岡山湯郷に0-1で敗れ、最下位で来季の2部降格が確定。3位の大阪高槻は入れ替え戦に回った。

 INAC神戸は無失点でしのぐのが精いっぱいだった。体を張った守備で何度もピンチを救った澤は「相手が一枚も二枚も上手だった」と力の差を認めた。2季ぶりの優勝を狙ったが、結果は3位。澤は「勝ちたいという気持ちがグラウンドに出ていなかった。次は皇后杯があるので、いいシーズンだったと言えるように頑張りたい」と気持ちを切り替えた。

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