10月に敵地で親善試合イラン戦実施へ

 日本サッカー協会の大仁邦弥会長(70)は31日、中国・武漢で開催される東アジア杯への出発前に羽田空港で取材に応じ、日本代表が10月に敵地での国際親善試合・イラン戦を予定し、調整中であることを明かした。イランサッカー連盟は既に公式ホームページ上で試合日を10月13日と発表しているが、大仁会長は「まだ正式には決まってないが、そういう方向」と話した。

 ハリル監督の強い要望が通った。「(監督は)アウェーでアジアの強い国とやりたいということ」と同会長。10月8日に次回W杯ロシア大会アジア2次予選・シリア戦を中立地のオマーンで行い、その後イラン入りする計画。日本に戻って親善試合を行うよりも、欧州組にとっては移動の負担も軽減される。

 また、会場予定の首都テヘランのアザディスタジアムは約9万人収容で、完全アウェーでの試合となる。国際サッカー連盟(FIFA)ランク38位のイランに対し、日本は同50位。過去5勝4分け6敗と負け越している。強国との過酷なアウェー戦で「人間性を見る」と話す指揮官が、選手個々の精神面のタフさなどを見極める。

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