ハリルジャパン、選手と個人面談へ

 サッカー日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(63)は17日、次のW杯アジア2次予選となるカンボジア戦(9月3日・埼玉)に向けて、代表スタッフと選手の個別面談を行う方針を固めた。16日のシンガポール戦でのスコアレスドローを受けてのもので、改善点などを洗い出す。

 ハリルホジッチ監督はこの日、都内の日本協会で外国人スタッフを中心に約3時間にわたってミーティングを実施。試合の映像なども用いてドローに終わった要因を分析した。会議後、霜田技術委員長は「選手たちと話をしたい。次(の試合)まで約3カ月あるので」と話した。

 シンガポール戦に向けての約2週間の代表合宿では、コンディションに応じて分けられた4つのグループが順次合流した。最も長い選手で15日間合宿を行うことになり、「オーバーワークとは思っていないが、完璧な調整もない」と同委員長。今後の調整法や選手の戦術理解度、若手には予選特有の重圧がメンタル面に及ぼした影響などを面談を通じて情報収集していく。

 会議後も協会内の監督室に一人こもって作業をこなした指揮官について、同委員長は「7月は少し休んでもらおうと思っている」と気遣った。指揮官抜きでもハリル肝いりのスタッフ陣が選手の意見を吸い上げ、今後の戦いに備える。

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