本田vs長友の直接対決は引き分け
「イタリア1部リーグ、ACミラン1-1インテル・ミラノ」(23日、ミラノ)
インテル・ミラノの日本代表DF長友祐都が右サイドバックで先発出場し、ACミランの日本代表FW本田圭佑も後半27分からプレーしたため、伝統の「ミラノダービー」で史上初の日本人対決が実現した。
試合終了のホイッスルと共に、本田から長友に歩み寄り、2人は軽く抱き合って健闘を称えあった。チケットは完売しており、スタジアムは7万9173人の大観客で埋め尽くされた。
試合は前半23分にミランのМFエル・シャーラウィのパスを受けたFWメネスがシュートを決めて先制。インテルも後半16分に、長友のクロスを起点にМFオビのシュートで同点に追いついた。
本田はFWフェルナンドトレスに代わって途中出場。後半32分には右サイドをドリブルで上がってシュートを放ったが、GKにセーブされた。同41分にも25メートルのFKで直接ゴールを狙ったが、これもGKに阻まれた。
ミランのインザギ監督は試合後、本田について「ベンチスタートだったのはここ最近、日本代表の2試合を含むたくさんの試合に出場していたため。ゲームの途中で起用するのがよいと判断した」とコメントした。