遠藤、宇佐美不在もG大阪4強

 「天皇杯・準々決勝、G大阪2-0大宮」(15日、万博)

 3試合が行われ、J1のG大阪のほか千葉、山形のJ2勢が4強入りした。11月26日の準決勝はG大阪-清水、千葉-山形の顔合わせとなった。第89回大会以来の優勝を狙うG大阪は同じJ1の大宮に2-0で快勝し、2大会ぶりのベスト4。千葉はJ1のC大阪を1-0で破って12大会ぶり、山形は北九州とのJ2対決を1-0で制し、初めて準決勝に進んだ。

 三冠への挑戦権を持つG大阪が、また前進した。後半14分、FW倉田が得たFKを蹴ったのはMF二川。右サイドから「GKが正面にいた。ファーを狙おうと思った」と、ゴール左隅へ突き刺し先制点。39分にはFW佐藤が追加点を挙げ勝利を決定づけた。

 全てのタイトルを狙いにいくが故の戦い方を選んだ。5日の鹿島戦から2週間で全5試合を消化する日程の4戦目。12日のナビスコ杯準決勝第2戦から中2日で、週末には川崎とのリーグ上位対決も控える。主将MF遠藤やFW宇佐美はベンチにも入れなかった。

 先発を7人入れ替えて臨み、前半を0-0で折り返しても焦りはなかった。昨年の天皇杯でPK負けした大宮を総力戦で圧倒した。

 DF今野は「天皇杯とナビスコは絶対、100%優勝する」と断言。長谷川監督も「今日出なかった選手がどういう気持ちでピッチに立つか楽しみ」と相乗効果を期待した。G大阪が大きな関門を突破した。

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