宇佐美&今野弾でガンバ8年ぶり5連勝

 「J1、大宮0-2G大阪」(9日、NACK)

 G大阪はFW宇佐美貴史(22)、日本代表MF今野泰幸(31)の得点で大宮を2‐0で退け、J1では8季ぶりとなる5連勝で5位に浮上した。神戸は新潟を1‐0で下し、6戦ぶりに白星を挙げた。C大阪はFC東京と0‐0で引き分けた。広島‐鳥栖は台風11号の接近に伴い、11日に延期された。

 この快進撃は止まりそうにない。G大阪がJ1では06年の第5~9節以来、8季ぶりの5連勝を飾った。

 勝利の原動力は、やはり宇佐美だ。前半27分、右サイドでファウルを受けて、今野の先制点につながるFKを得た。そして、試合を決定づける2点目は後半6分に鮮やかに決めた。

 右サイドをパトリックが突破。ゴール前でパスを受けると、右足で鋭く振り抜いたシュートはゴール右上に突き刺さった。「前半にファーサイドに打って駄目だったので、瞬間的にニアハイに打ち抜くイメージだった」。11日に来日予定のアギーレ新監督が率いる日本代表入りへ大きくアピールした。

 「今は試合をしている実感がある。でも、もっとやらないといけない。次(のW杯)に出ないと話にならないですから」。さらなるレベルアップを自らに課した。

 5連勝のうち4試合が完封と、守備の安定感も際立つ。5位に浮上した長谷川監督は「最後までチーム全体が集中力を切らさなかった」と高く評価した。完全に軌道に乗った青黒軍団が真夏のシーズンを突っ走る。

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