マラドーナ氏がカシリャス“モウ批判”

 元アルゼンチン代表のスター選手、マラドーナ氏が、スペインの大敗について“戦犯”がGKカシリャスであると指摘した。15日付スペイン紙アスが、南米テレビ局の番組内での発言としてと報じたもの。

 オランダ戦についてマラドーナ氏は、カシリャスの名前を挙げ「彼は最低の試合をした。これほどのものを私は見たことがない」と発言。そして「友人のモウリーニョが以前言っていたことを思い出している。彼はカシリャスがもう(指揮官にとっての)GKではないとし、そのツケを払う形で(レアル)マドリードの監督を辞めなくてはならなくなった。しかし今、私は彼の意見に同意している」とも語った。

 マラドーナ氏は前回王者スペインの巻き返しが難しいと考えているもようで「このダメージから立ち直るためにスペインに何が出来る?5失点のうちの4つはゴールエリアでのミスから奪われた。スペインはそのような状況に慣れていない」と、惨敗のダメージをひきずったまま早々に敗退すると暗示した。

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