G大阪・宇佐美が復活先制&V弾

 「ナビスコ杯、G大阪3-1FC東京」(24日、万博)

 A組はG大阪がFW宇佐美貴史(22)の2得点などで3‐1とFC東京を下して4勝目を挙げ、勝ち点12で首位に浮上した。FC東京は同7。神戸は19歳のDF岩波拓也の勝ち越しゴールで清水を2‐1で下して勝ち点6とし、1次リーグ突破に望みをつないだ。清水は同9で2位に後退した。

 後半8分、FW宇佐美は阿部にボールを預けて前へ。再びパスを受け、守備選手3人に体を寄せられても小さい振りから右足で鋭いシュートを放ち、鮮やかに勝ち越しゴールを奪った。前半16分には左から中へ切れ込み、マークをものともせず狙い通りの先制点を挙げた。「相手が足を出す角度も見えていた」と納得顔。今季は左足のけがで長期離脱したが、天性の点取り屋が完全復活を遂げたようだ。

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