J2讃岐ホーム開幕戦で「アウェイ割」

 「J2、讃岐-磐田」(9日、丸亀)

 J2に昇格したカマタマーレ讃岐が9日、丸亀市の県立丸亀競技場で、ジュビロ磐田と今季ホーム開幕戦を迎える。地元の丸亀市では、ホテルや飲食店、土産物店などで「アウェイ割」と題した割引サービスを実施。全国から詰めかける相手サポーターを、精いっぱいの「おもてなし」で歓迎する。

 全国から集まる相手チームのサポーターを「おもてなし」の心で迎える。カマタマーレ讃岐のホームスタジアムがある丸亀市で、「アウェイ割」のサービスが始まった。

 企画したのは丸亀市観光協会。市内のホテル5施設、丸亀城内の土産物店2店舗、さらに骨付き鳥の愛好会「丸亀とっとの会」に加盟する飲食店21店舗に呼びかけ、割引サービスの実施が決まった。

 観戦チケットや、アウェイサポーターであることを証明するグッズ(ユニホームやタオルなど)を提示すれば、ホテルと土産物店では5~10%の割引。骨付き鳥店では1ドリンク無料などの「アウェイ割」を受けられる。

 同協会の田川健三事務局長は「これを機に、全国のサポーターの方々に丸亀に来ていただき、町の魅力を知ってもらいたい」と熱く語る。

 ホーム開幕戦で相対するジュビロ磐田は、3度のJ1年間優勝を誇る名門。日本代表経験者をそろえる人気チームで、9日の試合には県外から大勢のサポーターが来場すると予想されている。

 「オークラホテル丸亀」宿泊部の斉藤貴友マネジャーは「すでにサポーターの方から予約をいただいている。有名な選手が来るので期待しています」と話した。

 うどんに次ぐ香川の名物・骨付き鳥は、丸亀が発祥の地だ。市中心部で「骨付丸亀鳥」を営む、「とっとの会」の副会長・亀岡久雄さんは「試合の前夜は、丸亀の骨付き鳥とビールで楽しんでもらいたい」と力を込めてPR。丸亀の街は“昇格効果”で盛り上がっている。

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