本田、有言実行弾!13年白星締めだ

 「国際親善試合、ベルギー2‐3日本」(19日、ブリュッセル)

 サッカーの日本代表は19日、年内最後の国際親善試合でベルギー代表に3‐2で逆転勝ちした。ミスから先制されたものの、前半37分にはFW柿谷曜一朗(23)が同点弾。後半にMF本田圭佑(27)、FW岡崎慎司(27)が追加点を奪った。国際サッカー連盟(FIFA)ランク44位の日本に対し、同5位のベルギーを敵地で撃破。来年6月のW杯に大きく弾みをつけた。

 どよめき、ため息、歓声…。さまざまな声が渦巻くボードワン国王スタジアムで、無表情の本田がもみくちゃにされていた。1‐1の後半8分、ゴール前中央。遠藤からの横パスを本田は右足で収めた瞬間、すぐさま左足で右側へ持ち出し、そのまま利き足ではない右足を振った。2戦連発の代表通算20点目。アウェーでの得点が自身初めてなら、右足弾も初めてだった。

 本田は喜びをおくびにも出さず、こう言った。「結果はうれしい。内容は(ベルギー遠征の)2試合とも自分たちのサッカーがやれて、いいところが出たのが次につながる収穫だった」。

 ベルギー戦の2日前、本田は「(日本を)なめているやつは1人1人ぶっつぶすだけ」と豪語した。屈強な大男たちに体をぶつけられても倒れない。懐に収めたボールは奪われない。プレミアリーグで活躍するアザール(チェルシー)でもフェライニ(マンチェスターU)でもなく、ピッチに君臨した王様は本田だった。

 ピッチ外の存在感も際立っているという。宿舎の食事会場などで、本田は若手に声を掛け、アドバイスすることをいとわない。むしろ好んで助言を送る。本田を中心にした議論は夜遅くまで及ぶこともしばしばだという。

 星稜高時代の恩師、河崎監督はこんなことを言っていた。

 「ボキャブラリーではなく、発信力がすごいんだ。広告代理店みたいな男よ。周囲を巻き込んでいく力は生まれ持ってのもの」

 停滞、閉塞(へいそく)…。チームがもつれた時こそ、圧巻のプレーでけん引する。本田なくして、W杯は語れない。

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