U17日本無念…8強ならず…

 「U‐17W杯決勝T1回戦、日本1‐2スウェーデン」(28日、シャルジャ)

 1次リーグD組を3戦全勝の首位で突破した日本はスウェーデンに1‐2で敗れた。日本は前半に2失点し、後半に1点を返したものの、あと1点及ばず、1993年大会、2011年大会と並ぶ過去最高のベスト8進出はならなかった。

 日本の快進撃が終わった。1次リーグの3連勝で自分たちのサッカーが世界で通用する自信を深めたが、この日は一発勝負の決勝トーナメントの怖さを味わった。

 今大会の日本の特徴でもある、試合ごとの大幅なメンバー変更は決勝トーナメントに入っても変わらなかった。前戦のチュニジア戦から6人を変更。GKには長身の白岡(広島ユース)、センターバックには茂木(浦和ユース)を起用して高さ対策を講じた。

 もっとも、前半、カウンターから失点。ロングボールに対応できず、2点ビハインドで折り返した。後半、FW小川のシュートを相手DFがクリアミスし、オウンゴールを誘った。1点を返し、その後も攻め続けたが、あと1点が遠かった。

 吉武監督は目先の勝敗よりも将来の成長につながるかを重視してきた。プロ経験のない元数学教師の指導者は「これで終わりじゃない。大事なのは10年後」と、教え子の躍進に期待を込めた。

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