仙台、柳沢ヘッド弾でACL初星

 「ACL1次リーグ、仙台1‐0FCソウル」(10日、ユアスタ)

 E組の仙台はホームでFCソウル(韓国)を1‐0で下し、今大会初勝利を挙げた。前半にFW柳沢敦(35)が頭で決めた1点を守り抜き、1勝2分け1敗の勝ち点5とした。FCソウルは7。G組最下位の広島は敵地で浦項(韓国)と1‐1で引き分けた。広島は1分け3敗の勝ち点1で、1次リーグ敗退が決まった。

 アジア初勝利。底冷えの「杜(もり)の都」が歴史的な勝利に沸騰した。今季公式戦初先発の35歳、柳沢が梁の左CKに頭で合わせてVヘッド。「ホームなので何が何でも勝つという強い気持ち、この前の借りを絶対に返すという強い気持ちを持ってやれた」。男の意地をにじませた。

 国内リーグでは出場時間0分。今季はACLの敵地ソウル戦で12分間プレーしたのみ。「久々だったので緊張もあって、やってみないと分からなかった」。Jリーグで中位に低迷し、ソウルとのホーム戦に負ければ、初参戦のACLも事実上の終戦。昨年6月の札幌戦以来、10カ月ぶりの得点で応えた。

 首位のソウルに勝ち点2差。「必ず決勝トーナメントへいく。その先に新しい未来が待っている」。残り2戦。柳沢の力が生きるはずだ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    スコア速報

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス