神戸4発大勝 先制許すも猛攻撃で逆転

 「J2、神戸4ー1群馬」(24日、ノエスタ)

 前節4失点で今季初黒星を喫した神戸が、ホームで群馬に4‐1で大勝。勝ち点12で首位を守った。G大阪は千葉と引き分け、同7。

 前節4失点の悪夢を振り払う大勝だ。神戸がシュート24本を浴びせて4得点を奪った。前半9分に先制を許したその1分後、CKからFW田代のヘッドが試合を振り出しに戻す。2試合続けて立ち上がりに失点し、嫌な空気も流れたが「早めに同点にできて流れが変わった」と、背番号11は振り返った。

 神戸はその後もゴールを重ね、今季初の逆転勝利。スタメン復帰で開幕戦以来4試合ぶりのゴールを挙げたMF小川も「(失点しても)取り返せたのは成長した部分」と白い歯を見せた。

 昇格争いのライバルとみられたG大阪、京都などが足踏みする中、序盤とはいえ勝ち点3差の首位と頭一つ抜け出したが、「最初の1失点は必要ない」と、安達監督に最後まで笑顔はなかった。

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