インテル2回戦進出 長友は温存
「欧州リーグ決勝T1回戦、CFRクルージ0-3インテル」(21日、クルージ)
DF長友佑都(26)のインテル・ミラノ(イタリア)はCFRクルージ(ルーマニア)に3‐0で勝ち、2戦合計5‐0で2回戦に進んだ。長友はベンチ入りしなかった。後半32分に退いたFW岡崎慎司(26)と、フル出場したDF酒井高徳(21)のシュツットガルト(ドイツ)はゲンク(ベルギー)に2‐0で勝ち、2戦合計3‐1。MF細貝萌(26)のレーバークーゼン(ドイツ)はベンフィカ(ポルトガル)に1‐2で屈し、2戦合計1‐3で敗退した。細貝はベンチ外。DF酒井宏樹(22)が後半38分までプレーしたハノーバー(ドイツ)はアンジ(ロシア)と1‐1で引き分け、2戦合計2‐4で敗退した。
長友はベンチ入りメンバーから外れた。スタンドで2回戦進出を見届け、試合後はコメントせずに引き揚げた。クラブ広報は「日曜日のため」と話し、24日に行われるACミランとのダービーマッチに備えての温存と説明した。ストラマッチョーニ監督は3‐0の完勝に「これでACミランとのダービーに顔を上げて臨める」と喜んだ。