「練習試合、福岡４‐２Ｇ大阪」（９日、生目の杜運動公園陸上競技場）

　宮崎でキャンプ中のＪ２・Ｇ大阪がＪ２福岡と練習試合（４５分×３本）を行い、２‐４で惨敗した。日本代表のラトビア戦（６日）に出場したＭＦ遠藤保仁（３３）とＤＦ今野泰幸（３０）は休養のため欠場した。

　“健太ガンバ”が野戦病院と化している。ＤＦ加地、岩下らに加え、グアムキャンプではＭＦ二川とＦＷ平井も負傷。故障者は７人に及ぶ。思うようなメンバーが組めない状況の中、福岡の素早い寄せに苦しみ、決定機をなかなかつくれずに守備陣は失点を重ねた。

　１本目でボランチに入ったＭＦ家長は「今は勝ち負けよりも、練習でやっていることをより多くゲームで出すことが大事」と強がった。京都との開幕戦（３月３日、万博）まであと２２日。昨季から続く守備の崩壊に、まだ歯止めがかからない。