新日本・YOSHI-HASHIがオカダと仲間割れ 棚橋と合流か

 「プロレス・新日本」(15日、広島サンプラザホール)

 23日の神戸大会で行われる東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦の前哨戦が6人タッグで行われ、権利証保持者の棚橋弘至が挑戦者のオカダ・カズチカに勝利した。

 棚橋は本間朋晃、真壁刀義と組んでオカダ、YOSHI-HASHI、ジェイ・ホワイト組と対戦。6人が入り乱れた一戦は最後、棚橋がYOSHI-HASHIをフルネルソンに捕らえると、オカダがビッグブーツでカットに入るもYOSHI-HASHIに誤爆し、そのスキを突いて棚橋がYOSHI-HASHIを丸め込んだ。

 そして試合後、オカダがYOSHI-HASHIに謝罪の握手を求めるも、YOSHI-HASHIは不満げな表情を見せて拒否。長年盟友関係にある2人の間に入った亀裂に、客席から驚きの声が上がった。

 まさかの展開に、インタビューでのオカダは元気なし。うつむきながら「何と言っていいやら…。YOSHI-HASHIさんに誤爆は、確か、したことなかったと思うし、言葉が出てこないというか。みっともない姿を見せてしまいましたけど、しっかりまた一つになって新日本プロレスを上へ持っていきたいと思います。YOSHI-HASHIさんが何も言っていないのは、いろいろ熱い思いがあるってことでしょう」と話したが、歯切れが悪かった。

 一方の棚橋は上機嫌。7月のG1クライマックスでYOSHI-HASHIと対戦した後に「オレのところへ来いよ」とラブコールを送っており、「YOSHI-HASHIの気持ちがケイオス離れているとこうなるよね。チャンスなんじゃない。オレはもうボールを投げたから。YOSHI-HASHIだって分かってるでしょ。変わるのは一瞬だって。放っておけないじゃん。人生って、いくつかのタイミングでさ、考える前にやらないと。見る前に飛ばないといけない瞬間があるから」と、改めてメッセージを送った。

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