大仁田、10・31後楽園で7度目の引退発表!旧川崎球場は断念

 還暦を迎える今年で引退することを公言しているプロレスラーの大仁田厚(59)が10日、都内で会見を開き、10月31日の東京・後楽園ホール大会で引退、9月9日から電流爆破ファイナルツアーを行うこと発表した。

 大仁田は「引退は1回、というのが定説ですが、俺は6度も引退し、今回は7度目の引退を迎えます。各方面、色々な方にご迷惑をおかけしまして誠に申し訳ございません。途中、ブランクや政治活動などがあったため、それらを差し引くと俺のプロレス人生は40年になります」と神妙にコメント。「当初はFMWの思い出の地、川崎球場、今の富士通スタジアム川崎での引退を考えていましたが、アメフトのシーズン中のため交渉が難航し、断念。2017年に入り10月の引退が少しずつ近づき、またアメリカでの電流爆破が決まったこともあり、デビュー当日のことやアメリカ遠征、最初の引退のことをよく思い返すようになった。やっぱり俺の原点は後楽園ホール。1974年に後楽園ホールでデビューして、左膝蓋骨骨折ののち、1985年に馬場さんに引退セレモニーをしてもらったのも後楽園ホール。商業的にはキャパが引退戦向きじゃないかもしれない。だけどそんなことはどうでもよくて、プロレス人生の節目、いろんなことがあった後楽園ホールのリングで、現役を引退したいと強く思った。9月9日大阪大会からファイナルシリーズを開始して、最後にたどり着くのは後楽園ホール。大仁田厚は2017年10月31日、後楽園ホールで引退します」と、当初計画していた旧川崎球場に代えて後楽園ホールを最後の地に選んだ理由を説明した。

 また、6月10日新潟県糸魚川市で参加予定のチャリティープロレスについても言及。「ZERO1とともに『イジメ撲滅、地方創生』を掲げ150か所ほど地方を周り、首長にお会いした。大津市長とも意見交換する機会があった。新潟県糸魚川市は邪道軍の保坂秀樹選手の出身地。大変な状況だったと聞いている。6月10日(土)糸魚川で頑張れの気持ちを込めて『糸魚川チャリティプロレス』に参戦します」と意気込みを示した。

 【さよなら大仁田、さよなら電流爆破 大仁田厚ファイナルツアー】

 ★9月9日(土)エディオンアリーナ大阪第2競技場

 ★9月16日(土)福岡・博多スターレーン

 ★10月29日(日)愛知・名古屋国際会議場

 ★10月31日(火)東京・後楽園ホール

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