山中V12へ万全調整! 恒例10Rスパーリングも満足の結果「しっかりできた」

 「ボクシング・WBC世界バンタム級タイトルマッチ」(3月2日、両国国技館)

 12度目の防衛戦に臨む山中慎介(34)=帝拳=が9日、都内のジムで、フィリピン人パートナー2人と、試合3週間前恒例の10ラウンドのスパーリングを行った。

 最初の6回は強烈な右が武器で16勝(14KO)無敗の戦績を持つ20歳。ジャブでけん制し、左を顔面、ボディーに打ち込んだ。「警戒されている中、左が当たるのは自信になる。精度が上がっている」と話した。2人目の突進系には、防御から攻撃へ巧みに転じ「手数は少なかったけど、しっかり10ラウンドできた」と満足そうだった。

 6回には左で倒したが「タイミングがたまたまよかっただけ」と素っ気ない口ぶり。大和心トレーナーは「スパーリングでダウンを取ると、試合でもダウンを取れる。(前回7回TKO勝ちした)モレノの時がそうだった」と、順調な調整過程を確信していた。

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