亀田和毅3・10初後楽園 3年3カ月ぶりの日本復帰戦、兄・興毅氏はトレーナーに

 元WBO世界バンタム級王者の亀田和毅(25)=協栄=が3月10日、後楽園ホールでIBF世界スーパーバンタム級8位のマイク・タワッチャイ(31)=タイ=とノンタイトル10回戦を行うと、協栄ジムが20日に都内で発表した。日本での試合は13年12月3日以来3年3カ月ぶりで後楽園ホールは初。和毅は「日本で試合ができるのがうれしい」と意気込んだ。

 タワッチャイは12年に次兄の大毅(亀田)、15年に和気慎吾(古口)、昨年は小国以載(角海老宝石)と対戦していずれも敗れたが、42勝(25KO)9敗1分けと経験豊富な右ボクサーファイター。和毅は「この1年間でだいぶスタイルが変わったのでインパクトのある試合ができると思う」と誓った。

 また兄で元世界3階級制覇王者の亀田興毅氏(30)にもJBCからトレーナーライセンスが交付された。興毅氏は「一歩前進。ボクシング界にトレーナーという形で入れた」と資格停止の3年間を思い感無量の面持ちだった。

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