大みそかに内山が復帰戦、田口はV5戦
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「ボクシング・ダブル世界戦」(12月31日、大田区総合体育館)
ワタナベジムは21日、都内でダブル世界戦の対戦カードを発表した。
WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者、ジェスレル・コラレス(25)=パナマ=に、前王者で同級3位の内山高志(36)が雪辱を期すダイレクト・リマッチ。同ライトフライ級王者、田口良一(29)は同級3位のカルロス・カニサレス(23)=ベネズエラ=と5度目の防衛戦を行う。
内山は4月27日、12度目の防衛戦でコラレスと対戦し、スリーノックダウンによる2回TKO負けでまさかの王座陥落。ボクサー生命をかけた再起戦は、希望していたコラレスとの因縁の再戦となった。
内山は「前回一方的にやられたので、リベンジがしたかった。初めて世界戦が決まったときのような気持ち」と、高いモチベーションでベルト奪還を誓っている。
田口のベルトを狙うのは、16戦(13KO)無敗のカニサレス。15年10月には、現WBA同級1位のロベルト・バレラ(コロンビア)に判定勝ちした実力者。複数の挑戦者候補の中から「この選手とやらせてほしい」と指名した。「強い相手を倒して、自分をあまり評価していない人にも評価してもらいたい」と話した。