はぐれIGF軍 負ければ即「壊れかけのRadio」歌唱マッチ

 プロレスのリアルジャパンが30日、都内で9月10日の東京・ディファ有明大会へ向けた会見を行い、スーパー・タイガー、折原昌夫、間下隼人のリアルジャパン組と対戦するケンドー・カシン、鈴木秀樹、将軍岡本のはぐれIGF軍団が敗れれば、リング上で徳永英明の「壊れかけのRadio」を歌わされることが決まった。

 会見にはスーパー・タイガー、折原、鈴木、岡本とリアルジャパンの平井丈雅代表と総監の初代タイガーマスクが出席。初代タイガーは「厳格な記者会見をお願いします」と求めたが、鈴木は会見を欠席したケンドー・カシンからの「平井代表は(徳永英明の)『輝きながら…』を歌え。歌わない場合はギャラを倍払ってもらう。将軍岡本は歌い終わった後に『ハー、どすこい、どすこい』と締めろ」との理不尽なメッセージを読み上げた。

 前回大会前の会見でも同じような形で「壊れかけのRadio」を歌わされた平井代表は、再度の要求に困惑しきりだったが、これに折原が不快感を示した。この日は「何がしたくてリアルジャパンのリングに上がってきたのか明確に見えない。外から来たならずものを排除したい」とはぐれ軍に敵意を示しており、「もし、こちらのチームが勝利したとき、お前らに『壊れかけのRadio』をリングで歌ってもらうからな。それでもいいんだったら、平井代表、この要求をのみましょう。オレたちに恥をかかせるのなら、オレたちがきっちり仕返ししてやりますよ。どうだ」と、はぐれ軍に逆要求を突きつけた。

 今度は鈴木が「ボクがやるわけじゃないんで…」と困惑したが、折原が「そんな返事もできないようなことをな、持ち込むんじゃないよ。厳格な記者会見といってるだろ、さっきから」と一喝。鈴木は「じゃあ、やりましょう」と受諾した。

 この結果、平井代表は、初代タイガーから「厳格な記者会見を行いたいと思いますので、厳格に歌ってもらいたい」と促され、一同が笑いをこらえる中、「輝きながら…」を熱唱。元力士の岡本も「ハー、どすこい、どすこい」と要求を忠実に実行して締めた。

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