JBCとJPBAとの話し合いは持ち越し
日本ボクシングコミッション(JBC)と日本ボクシング協会(JPBA)は5日、都内で、健康管理見舞金の使途が問題視されている件について話し合いを持った。
健康管理見舞金は、JBCがボクサーからファイトマネーの一部を徴収し、リング上で事故が起きた場合に治療費として支給する制度。JBCによると昨年10月には、専用口座をつくり管理していると説明があったという。
当初、JPBAはJBCの浦谷信彰統括本部長の辞任をもって落着を図ろうとし、JBCもこれを了承した。しかし、この日発表用に準備された合意文書に「一般財源」とされていたため、JPBA側の意見が割れ合意に至らず、話し合いは持ち越しとなった。