内藤がエルガン突破で初勝利 柴田は中嶋に激勝 本間は2連勝

 「プロレス・新日本」(24日、東京・後楽園ホール)

 シングルリーグ戦「G1クライマックス」Bブロックの2戦目が行われ、前IWGPヘビー級王者の内藤哲也が2戦目で初勝利を挙げた。同インターコンチネンタル王者のマイケル・エルガンの怪力に一連の得意技を何度も阻まれて苦しんだが、左足集中攻撃で攻略の糸口をつかんだ内藤。一時はダブルノックダウンとなるなど両者が死力を尽くした20分超の激闘は最後、内藤が持ち上げられたところをデスティーノで返し、もう一発デスティーノを決めてエルガンを葬った。

 試合後、ファンから割れんばかりの声援を受けた内藤は「ここから、日本中の新日本プロレスを応援して下さるみなさまに、我々ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの世界をお見せしていきたいと思います」と逆襲を宣言。「そして、3週間後の両国国技館、今年のG1クライマックスでどんな結末が待っているか。その答えはもちろん、トランキーロ、焦んなよ」と決めゼリフで優勝を予告した。

 インタビューでは「何度も言ってるけど、オレにとっては浜松のEVIL戦以外は消化試合みたいなもんだからね。どの対戦相手もオレの手のひらでコロコロと転がしてやるよ」と、いつもの内藤節を展開。「明日も試合があるからね。みなさんももちろん郡山に来るんでしょ。会場でお待ちしてますよ。アスタマニャーナ(スペイン語で『また明日』の意味)」と、笑顔で去っていった。

 他の公式戦は、本間朋晃がYOSHI-HASHIを下して2連勝。永田裕志もEVILを下して2連勝を決めた。ケニー・オメガは矢野通を下して初勝利。柴田勝頼も中嶋勝彦を下して初勝利を挙げた。

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