丸藤&矢野がKESを撃破

 「プロレス・ノア」(4日、後楽園ホール)

 グローバルタッグリーグ戦の優勝決定戦が行われ、ノアのエース丸藤正道と新日本のくせ者・矢野通の異色コンビが、デイビーボーイ・スミスJr.、ランス・アーチャー組のKESを下して初優勝を飾った。

 GHCタッグ王座を10度防衛中で、堂々とリーグ戦1位で勝ち上がった難攻不落のKESに対し、丸藤、矢野組は開幕3連敗から2位に食い込んで何とか決勝進出。試合はKESの圧倒的な体格とパワーの前に丸藤、矢野ともに防戦一方だった。だが、最後は矢野が持ち前のインサイドワークを発揮してKESの2人の股間に一撃を加える好アシストを見せ、もん絶するスミスJr.に丸藤が不知火を決めて栄冠を手にした。

 開幕3連敗からの逆転Vに丸藤は「素直にうれしい。勝ててよかったです。優勝したからには、矢野選手と組んでベルトを必ず獲りたい」とKESが持つGHCタッグ王座挑戦を宣言すると、矢野も「これからもノアに参戦してよろしいですか」と、ノア継続参戦宣言で呼応。さらに、丸藤は「オレらが一番のびしろがある。どんどん化学反応を起こす」と、今後のコンビの成長に自信を深めていた。

 また、GHCジュニアヘビー級選手権は王者の金丸義信が挑戦者の大原はじめを下してV2に成功。試合後、若手の熊野準が次期挑戦者に名乗りを上げた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス