王者・宮原ドロー発進ラフ攻撃に苦戦

 「プロレス・全日本」(9日、後楽園ホール)

 チャンピオンカーニバルが開幕し、三冠ヘビー級王者の宮原はドロー発進となった。K-DOJOのエース真霜の重い打撃、場外乱戦などのラフな攻めに大苦戦。さらに、エルボーを鉄柱に誤爆して痛めた右腕を集中攻撃されるなど窮地に陥ったが、耐え抜いて時間切れに持ち込んだ。

 試合後は「まだ始まったばかり。勝ちを奪えなかったのは悔しいけど、ポジティブですよ」と前向き。「まだプロレスファンでオレのことを知らない人が多いのが歯がゆい。こういう大きな大会で優勝すれば、みんな知ることになる」と、初Vへの意欲を示した。

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