商社マンボクサー 木村悠引退

 WBC世界ライトフライ級前王者の木村悠(32)=帝拳、写真=が現役引退を決めたことが5日、分かった。3日付の自身のブログで明らかにした。

 商社勤めと両立する異色のボクサーとして注目され、昨年11月にペドロ・ゲバラ(メキシコ)を判定で破り新王者になった。だが、3月の初防衛戦でガニガン・ロペス(メキシコ)に判定負けし、王座から陥落していた。「ボクサーとしてやり切りました。本当にかけがえのない時間でした」と記した。

 木村は法大時代に全日本選手権で優勝し、プロでの戦績は22戦18勝(3KO)3敗1分けだった。

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