和気、世界戦への宿題は5回KO
「ボクシング・10回戦」(17日、後楽園ホール)
世界前哨戦に臨むIBF世界スーパーバンタム級1位で次期指名挑戦者の和気慎吾(28)=古口=が16日、前日計量を100グラムアンダーの56・1キロでパス。「1回から全開でいって、前半に倒したい」と自信満々に語った。
8カ月ぶりの試合だが「仕上がりは完璧。しっかりと筋肉をつくった」とチューンアップ。スタイルも「一発というより、コンビネーションをじっくり練習してきた」と、世界戦仕様でリングに立つ。
セコンドには古口哲会長(58)に、俳優で画家の片岡鶴太郎(61)、元世界王者の鬼塚勝也(45)の「SPANKY(スパンキー)K」が22年ぶりに再結成し、後押し。古口会長は「2人が付いて緊張するだろうけど、5回までに倒せれば合格点」と世界戦への“宿題”を出した。

