51歳ライガー、タイガーに初防衛許す
「プロレス・新日本」(18日、後楽園ホール)
ライガーがあと一歩及ばず、タイガーに初防衛を許した。両者が熱望して実現した一戦は、上半身のコスチュームを脱いで、51歳とは思えない肉体を披露したライガーがゴングと同時にラリアートを放って猛ラッシュ。場外戦でマットのない床でブレーンバスターを放つなど、タイガーをリングアウト寸前まで追い込んだが、最後は掌打をかわされて両腕をきめられた。
逆転負けに「お得意のポカが出たな」と頭をかいたライガー。「今日は本気でベルトを取りに行って、最初からラッシュをかけた。会社の人間も見てるだろうし、NWAに限らず、とんと声のかからないIWGPジュニアもある。今日の試合を見て資格はないと言われるのかな。とりあえず挑戦させてくれよ、会社。ダメか?」と、貪欲にもう一つの王座挑戦を熱望した。





