MVP受賞のオカダ 結婚願望明かす

 15年度のプロレス大賞(東京スポーツ新聞社制定、デイリースポーツなど選定)選考会が7日、都内で開かれ、最優秀選手賞(MVP)は新日本のオカダ・カズチカ(28)が2年ぶり3度目の受賞となった。オカダは天龍プロジェクト11・15両国国技館で行われた天龍源一郎引退試合の天龍戦が年間最高試合(ベストバウト)に選出され、2冠。65歳の天龍は主要賞では最高齢受賞となり、特別功労賞も合わせて受賞した。ベストタッグは大仁田厚&長与千種が史上初めて男女コンビで受賞した。

 レインメーカーが驚きの嫁取り宣言だ。28歳にして史上4位タイとなる3度目のMVPに輝いたオカダ。アントニオ猪木の6回が史上最多であることに「もう3回も取ったから、その記録は超えるでしょう」と不敵に言い放ったが、来年の抱負を聞かれるとみるみる表情を緩めた。

 まずは「MVPとしてプロレス界をもっと盛り上げていきたい」と冷静に話すも「プライベートの話をしていいですか」と切り出し、「そろそろ結婚したいですね。相手がいるわけじゃないですけど」と照れ笑い。報道陣がどよめく中、理由を「リング上ではいろいろ取ってますし、また一歩上に行くにはプライベートも充実させないといけないのかなと思う」と説明した。

 理想のタイプは「特にありません」。実は、日本プロレス界の顔であるオカダは契約で結婚を禁止されている。年内か年明けに行われる契約更改では「削除を求める?そのつもりです」と明言した。

 今年は相手を務めた天龍引退試合がベストバウトに選ばれ、3年ぶりの2冠。「正直、複雑です。今の人たちとやったのを選んでもらいたかったのはあります」と話しつつ、「昭和のプロレスファンにも響いた結果、今のプロレスも評価してもらえたのではないかと思います」と満足感をにじませた。

 金の雨を降らせる男が、雨降って地固まるならぬ、身を固めることはできるか。

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