丸藤、フリー潮崎の古巣への思いは理解

 「プロレス・ノア」(10日、横浜ラジアントホール)

 ノアの丸藤正道が10日、全日本を退団し、フリーとなったかつての同僚・潮崎豪についてコメントした。12年末にノアを離脱した潮崎が、未定の新天地として新日本とともに古巣への興味を明かしていることに、丸藤は「いま彼に構ってるヒマはない」と発言。鈴木軍に追い込まれ、『団体解散』覚悟で臨む「グローバル・リーグ戦2015」(16日開幕)に集中するとした。

 厳しい戦力のノアにとって、GHCヘビー、3冠ヘビー級王座を巻いた実力者は対鈴木軍の助っ人としてもこれ以上ない存在と思われる。潮崎はノアの現状を「悔しい」と表現し、復帰を願うファンの声も少なからず届いているが、丸藤の頭にはないという。「オレは(3月に鈴木みのるに)ベルトを取られた立場。リベンジ戦も負けた。それでほかの人に頼ろうというのは1万人中、9999人が望んでもない。たとえ『結果を残してないじゃないか』と言われてもね」と断言した。

 それでも、かつての後輩に対し「(古巣への思いが)ないわけないと思う。どんな形であれ、ノアの一員だったことに変わりないし、彼が新弟子のころから見てきた。(自分も)何の思い入れもないと言ったらウソになる。彼が思った道を行ってくれればいい」と気遣いつつ、エールを送った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス