鈴木みのる 次期挑戦者高山をこき下ろし

 GHCヘビー級王者・鈴木みのる(鈴木軍)が16日、都内で会見を行い、7・18後楽園ホール「ノア旗揚げ15周年大会」で高山善廣(高山堂)の挑戦が決まったことを受けて、「この世に王様は2人いらない。プロレス界の王はオレ一人で十分だ。高山のポンコツ野郎が二度と帝王とは呼べないようにしてやる」と完全に粉砕することを宣言した。

 15日の大阪府立体育会館大会で、マイバッハ谷口をパイプ椅子を下敷きにしたゴッチ式パイルドライバーで完全ノックアウトして2度目の防衛に成功。前王者の丸藤正道に続いて、ノアからの刺客を文句なしの勝利で退けてみせた。

 挑戦者の名乗りを挙げた高山とは、かつてIWGPタッグ王座を獲得したパートナーとして、さらに鈴木軍のメンバーとして共闘したこともある。しかし、そんな過去の実績も全く振り返らなかった。

 「高山にとってこの試合が最後のタイトルマッチになるだろう。思い残すことのないように粉砕してやる」と引導を渡すことをきっぱりと宣言した。

 ベルト奪回へ立ち上がってこない丸藤、杉浦貴らノアの正規メンバーに対しても、「ビビってんじゃねえの?今しかないぞ。オマエたちがしがみついているのは沈みかけている舟じゃない。もう残骸(ざんがい)なんだ」と言いたい放題。

 おまけに7・1後楽園ホール大会で鈴木軍VSノアの5大シングルマッチが決まり、鈴木が小川良成との対戦を告げられると、「小川?いたねぇ、まだやってたんだ。もうとっくにつぶれていないと思っていたよ」とバッサリ。鈴木-小川戦の他は飯塚高史-マイバッハ谷口、TAKAみちのく-高山、タイチ-丸藤、エル・デスペラード-杉浦が組まれた。「まぁ当然鈴木軍の5-0だろ。ノアのファンはまだ幻想を抱いているかもしれないが、オマエらには夢も希望もない」と斬って捨てた。

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