3ポイント差を逆転!中沢先輩が初戴冠
「日本スーパーライト級暫定王座決定戦」(5日、後楽園ホール)
王者・岡田博喜(角海老宝石)の故障により設置された暫定王座決定戦は、タイトル初挑戦の中沢将信(33)=帝拳=が判定で小竹雅元(28)=三迫=を下した。
序盤は小竹のワンツーを浴び、鼻血を出す展開。5回終了時の公開ジャッジでは3ポイント差をつけられた。しかし、積極的に前に出て打ち合い、ボディーでスタミナを奪い逆転した。
因縁の対決だった。小竹は福島・若松商高の4学年後輩。ボクシング部がなく、中沢はサッカー、小竹は剣道部に所属。前日計量で初めてそれを知った2人は、試合後に健闘をたたえ合った。
次の目標は正規王座だ。「岡田さんはめちゃくちゃうまい。葛西さん(トレーナー)にストレートを教えてもらって練習します」と意気込んだ。
