「新日本・Ｇ１クライマックス」（２９日、福岡国際センター）

　２年ぶり２度目の優勝を目指す内藤哲也がＡＪスタイルズを下し、柴田勝頼、バッドラック・ファレとともに得点６とし、Ａブロック首位タイとした。

　新技・デスティーノ（後方宙返り式リバースＤＤＴ）でＶ候補のライバルを仕留めた内藤は、レッドシューズ海野レフェリーに暴行。ブーイングの中、「トランキーロ（スペイン語＝焦るなよ）、ハポン（日本人）」とにやついた。

　メキシコ遠征から帰国後、新日本隊からの離脱、ラ・ソンブラらとのユニット・ロス・インゴベルナブレス（スペイン語＝制御不能なヤツら）入りを宣言。人が変わったように不可解な行動＆言動を繰り返す内藤は「もう誰もオレを止めることはできない。ということは今年のＧ１の優勝者は？ロス・インゴベルナブレス、内藤哲也！」と豪語した。