石井肋骨骨折で11・11北京大会中止

 M-1グローバルは現地時間27日、ロシア・サンクトペテルブルクで会見し、格闘家・石井慧(27)が肋骨(ろっこつ)を骨折したため、11月11日に中国・北京で行われる予定だったセルゲイ・ハリトーノフ(34)戦を中止すると発表した。

 試合に備えたオランダ合宿中に負傷したという石井は29日、自身のツイッターに「肋骨を骨折したため、次戦は欠場します。ケガを治してまた頑張ります」と記した。関係者は「(ジェロム・レ)バンナのところで負傷した。骨折は少し前のことだが、(完治前に)無理してまた練習してしまった」と説明した。

 8月23日のIGF両国国技館大会でミルコ・クロコップ(40)に敗れ、IGF王座を奪われた石井にとって、北京は08年の五輪柔道100キロ超級で金メダルを獲得した思い出の地だったが、再起戦は幻となった。なお、ミルコとの再戦が浮上する大みそかのIGF両国大会については「ギリギリのところ。断念はしていない」(関係者)とした。

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