宮尾綾香、念願の地元・長野で防衛戦

 「WBA女子世界ライトミニマム級タイトルマッチ」(25日、戸倉体育館)

 調印式と前日計量が24日、都内で行われ、王者・宮尾綾香(大橋)がリミットの46・2キロ、挑戦者で同級12位の西村聡美(折尾)は46・1キロで一発クリアした。

 宮尾にとっては念願の地元・長野(戸倉体育館)での防衛戦。高齢のため上京できない祖父母に、生の試合を見せるのが夢だった。「凱旋試合を組んでもらって感謝しています」と話した。

 長野はウインタースポーツが盛んで、ボクシングとは縁の薄い土地柄。「ボクシングを生で見たことのない人が多い。私の試合を見て、興味を持ってほしい」と気合が入っている。

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