沼田、因縁の再戦10回TKOで制す

 「東洋太平洋スーパーウエルター級王座決定戦」(18日、後楽園ホール)

 因縁の再戦は沼田康司(真闘)が下川原雄大(角海老宝石)に10回TKOで勝ち、新王者になった。得意の左フックをジャブに合わせ、ボディーを攻めた。ボディーが効くと下川原が“ヨッシャ”と言う癖を知っており「今日も言っていたので、よしと思った」と最後もボディーからまとめた。

 3月の王座決定戦はドローで一度は引退表明。その気持ちは引きずったままだが、初防衛戦までには新王者として気持ちを新たにするはずだ。

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