武藤、負けたら引退!両国大会へ決意

 「W-1」(2日、両国国技館)

 武藤敬司(51)が1日、都内で会見し、2日に負けたら引退すると宣言した。ロブ・テリー&Xと組み、サモア・ジョー&河野真幸&レネ・デュプリと戦う武藤は「引退は365日、脳裏にある」と明かし、「直接(勝ちを)取られたら」と条件をつけた。

 「(2日は)一番目立ってやろうと思う」と気合十分ながら、楽観視はできない。ひざに爆弾を抱え「コンディションはよくない。(2月21、25日と)2試合やって、負傷箇所が増えた」とこぼした。

 2月11日で佐々木健介氏(47)が引退。昨年5月の小橋建太氏(46)に続いて年下が去り、引き際をより身近に感じ始めた。「口に出した以上は責任を取らないと」。退路を断った武藤が、生き残りをかけてリングに上がる。

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