悪斗、白いベルトV3防衛!夏樹も勝利
「スターダム」(16日、道頓堀アリーナ)
ワンダー・オブ・スターダム選手権試合が行われ、王者・安川悪斗が、彩羽匠を退けて3度目の防衛に成功した。成長著しい後輩の重い打撃に手を焼きながらも、エルボーにエルボーで対抗する意地も見せ、相手が出してきた“秘策”ニールキックにも対応。最後はオロチ(マフラーストレッチ+レッグスリーパー)で捕獲し振り切った。
バックステージでは「大型ルーキーね…なんか緊張してたみたいだけど。パワーでは勝てないと思ってたけど、相手のペースをいかに崩すかを考えてた。頭脳戦だね」と勝ち誇った悪斗は、「こうやって王者になっていくんだな、って。もっともっと強くなって、このベルトの価値を高めていく」と王者の風格を漂わせていた。
一方、敗れた彩羽は声を詰まらせながら「今日は負けてしまったけど、白いベルトはあきらめません!」と絶叫し、リベンジを誓っていた。
セミの6人タッグマッチには、6・1後楽園大会での引退を表明している夏樹☆たいようが登場。高橋奈苗、紫雷イオと組み、アーティスト王者のたわしーず(岩谷麻優&脇澤美穂&松本浩代)とノンタイトルで激突。持ち味のスピードを存分に発揮し自軍の勝利に貢献。「みんなのテンションが凄すぎて。それに負けないように戦いました。トップ3のチーム、一番強くて、熱くて、テンション上がりますね。最後だからとか考えず、全力で走り抜けたいと思います!」と笑顔が絶えなかった。
