怪物・井上、父に“誕生日星”贈る
「日本ライトフライ級タイトルマッチ」(25日、スカイアリーナ座間)
神奈川・スカイアリーナ座間で日本ライトフライ級王者田口良一(26)=ワタナベ=に挑戦する同級1位井上尚弥(20)=大橋=は24日、この日誕生日を迎えた父・真吾さんに史上最速タイでのチャンピオンベルト奪取を誓った。
“怪物”が父に贈る勝利を誓った。井上は、初のベルトと世界ランク入りがかかる、飛躍の一番の計量を1回目でパス。「体重はいい感じで落とせました。明日なんで、いよいよって感じですね」と、高ぶる気持ちを表現した。
この日は二人三脚で井上を指導してきたトレーナーの父・真吾氏の42歳の誕生日。井上は一足早く父に疲労回復効果のあるチタンネックレスをプレゼントしているが、「明日勝って、いい誕生日にしたいですね」と、結果でお祝いをする考えだ。
減量を終えた体には、真吾氏特製の韓国料理のサムゲタン“シンゲタン”を流し込んで回復に努める。さらに、夜には過去3試合で食べたという親子丼を食べる予定を立て「親子の絆を深める?まあ、そういう意味もありますね」と、笑顔で話した。
