八重樫調子バッチリも挑戦者の増量警戒

 「WBC世界フライ級タイトルマッチ」(12日、大田区総合体育館)

 王者・八重樫東(大橋)と挑戦者オスカル・ブランケット(メキシコ)はリミットの50・8キロで、1回目でクリアした。

 八重樫はブランケットのリバウンドを警戒した。「しっかりトレーニングして、調子はバッチリです」と好調をアピール。だが、自身がミニマム級出身で体格面で不利なためか、「相手はメキシコの選手で、(体重を)すごく増やしてくると思うので気をつけたい」と話した。

 一方で、ブランケットのトレーナーを務める日本人の古川久俊氏は「放っておいたら体重は58キロか59キロぐらいになるが、今回はスピードがカギになると思うので55~56キロぐらいにしたい」との考えを示した。

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