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柴田、五輪前スパー完敗のリベンジ誓う

2013年7月4日

村田諒太（左）との対戦が決まり意気込みを語る柴田明雄（撮影・村中拓久）

　ロンドン五輪ボクシング男子ミドル級金メダリスト村田諒太（２７）＝三迫＝が３日、都内のホテルで会見を行い、８月２５日に東京・有明コロシアムで東洋太平洋ミドル級、日本スーパーウエルター級の２冠王者・柴田明雄（３１）＝ワタナベ＝と７３キロ契約ノンタイトル６回戦でデビュー戦を行うことを発表した。

　柴田はリベンジをかけて戦う。６月下旬に対戦を伝えられたときは、「限られたボクシング人生で自分がどこまでやれるか、知りたいと思ってやっているので、強い選手とやれるのはありがたい。迷う理由はなかった」と、即決した。

　村田とは昨年５月にスパーリングを行い「ボコボコにされた」というほどの差を見せつけられた。だが、その後の柴田は、それをバネにするかのようにタイトルマッチを勝ち抜き、２冠を獲得。「村田選手みたいな強い選手がいることを知って、そこから経験を重ねて成長できた。それを全力で村田選手にぶつけたい」と、１年前とは違う自分を見せるつもりだ。

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