小橋デビュー25周年に「喜び感じる」

 5・11日本武道館で引退する小橋建太(45)が26日、レスラー人生最後の節目となるデビュー25周年を迎えた。全日本時代の1988年、滋賀・栗東での大熊元司(故人)戦で第一歩を記したが、「全力でやってきた分、悔いはないし、25年間やれた喜びを感じる」と振り返った。

 「長かった?短かった?」という問いには、「何とも言えない。(ケガや病気と)いろいろあったし。今は1日過ぎていくのが早い。引退までゆっくり時間が過ぎてくれればいいけど、引退が決まってから早い」と胸の内を打ち明けた。

 この日は、引退試合チケットの一般発売初日でもあった。爆発的な売れ行きで、午前10時の販売開始から各プレイガイドに申し込みが殺到。ノアによると、既に完売した座席もある。200枚以上を扱った後楽園ホール事務所でも午後5時までに完売。担当者は「プロレスでは久しぶりの売れ行き」と“小橋人気”を実感していた。

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