会計士ボクサー・ルイスKO宣言
「WBA世界バンタム級王座統一戦」(12月4日、ボディメーカーコロシアム)
予備検診が29日、行われ、都内で受診した亀田興毅と大阪市内で受診したウーゴ・ルイスはともに異常なしと診断された。
決戦の地・大阪で予備検診を終えたルイスは力強くKO宣言した。「私は攻撃型でKOが大好き。右も左もパンチ力は自信がある。初回からKOを狙う」。31勝中28KOという自慢の強打を披露する。
驚かせたのはバンタム級離れした176センチという長身だけではない。メキシコのロスモチス工大を卒業し、会計士の資格を持つ“インテリボクサー”であることを明かした。「試合がない時は会計士の仕事もする」と“別の顔”も持つ。
初の国外戦にも不安はない。来日前には元世界3階級王者フェルナンド・モンティエルら来日経験のある同郷の王者から調整法など多くの助言を受けた。「私は口でいろいろ言うタイプではない。リングでしっかり仕事をするだけだ」。インテリらしく落ち着いた口調で勝利を約束した。





