興毅と小学館が和解 不正疑惑記事巡り

 週刊ポストの記事は名誉毀損(きそん)だとして、ボクシングの亀田興毅が発行元の小学館(東京)側に2千万円の損害賠償などを求めた訴訟は15日、東京高裁(大橋寛明裁判長)で和解した。亀田の代理人弁護士や小学館は、和解内容を明らかにしていない。

 3月の東京地裁判決は、小学館側に300万円の支払いを命じていた。一審判決によると、問題となったのは09年11月の世界戦をめぐる記事。王者の内藤大助氏に判定勝ちした亀田が拳を保護する包帯を巻く際に不正をした疑惑があるとする一方で、証拠はないとする内容だった。

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