下田、大差の判定勝ちで再起3連勝

 「ボクシング10回戦」(4日、後楽園ホール)

 元WBA世界Sバンタム級王者の下田昭文(帝拳)が、大差の判定で再起3連勝を飾った。ダウン経験がない東洋太平洋同級11位リチャード・ベトス(フィリピン)を3度もダウンさせ、最大13ポイントの大差をつけた。世界王者返り咲きへ「もっと強くなると思う。これからです」と手応え。今後について、帝拳ジムの浜田剛史代表は「強くなってきた。状況を見ながら」と、同ジム所属のWBC名誉王者・西岡利晃ら強豪ひしめく階級とあって慎重姿勢だった。

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